運用を指南するロボアドバイザーと呼ぶサービスだ。

陽茉里の最初のブログは、IT関連のこと。

ITを絡めた金融サービスの総称フィンテック
預金や決済などの情報をシステムで管理する金融とITの親和性は高い。
かゆいところに手が届くサービスを消費者に提供できるとみたベンチャー企業などは、フィ ンテック市場に着々と足場をつくろうとしている。
一万円札しかないから、今度あったときに払うね。
友人らとの飲み会後、精算するときによくある光景だ。
同僚なら確実に回収できるが、同窓会となると取りっぱぐれを気にする人もいる。
米スクエアの小型端末をスマートフォンに取り付ければ、スマホがクレジットカード読み取り機に早変わり。
金額を打ち込んで友人のカードを通せば、自分の口座に現金が振り込まれる。
小規模な飲食店、美容院など高価な専用設備を導入するのが難しい店舗でも需要は高い。
フィンテック関連企業マネーフォワードの瀧俊雄取締役は、フィンテックの急速な拡大の背景に、ITの進展で思いつきを形にしやすくなったことがあるという。
銀行の独壇場 だった決済、送金といった個人金融分野にベンチャー企業が続々と参入。
スマホとの相性のよさから若年層の関心も強い。
資産運用の分野にもフィンテックが広がってきている。
株式31%、債券54%、実物資産15%です。
運用会社、お金のデザインはネット上で簡単な質問に答えるだけで、その人の投資志向にあった資産運用方針を即座に提案する。
独自開発のプログラムが運用を指南するロボアドバイザーと呼ぶサービスだ。
提案通りに投資した場合の過去9年間の収益試算もひと目で分かる。
人工知能ビッグデータを活用した融資の審査など、銀行や証券会社といった伝統的な金融機関の本業の領域にもフィンテックが広がってきている。